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近赤外カメラ (SWIR)
特殊波長カメラについて (SWIR)
Sony Gen2 SWIR (3M, 5Mモデル) リリース開始!!
「産業用カメラ」は、人の目に代わるセンサとして注目を集めます。
「特殊波長カメラ」は「肉眼」とは異なる現象が捉えられるため
次世代の検査対象として「目では補足できない現象」が活用できます。
▼ カメラ仕様の違い
- 産業用カメラ:「可視光領域」で「物体形状」などを捉える仕様。
- 特殊波長カメラ:「非可視光領域」で「物質特性」を捉える仕様。
- SWIRカメラ:「~1700nm」で「物性や傷」を捉える仕様。
選定上のポイントについて
モデル選定にご不安がある場合などについては、
ご用途や撮像対象と合わせて、お気軽にお問い合わせ下さい。
【1. 産業用カメラとの違いについて】
※ 「ハイエンドな検出システム」では、 複数カメラを適用した構成が見られます。
通常、産業用カメラは、人の目に代わり
「微細な現象」や「高速現象」を捉えます。
特殊波長カメラは、肉眼では認識できない、
「情報差異」が捉えられる利点があります。
▼ ご用途に応じた使い分け
ー 産業用素子:「微細な現象」や「高速現象」を明瞭に捉えます
ー 特殊波長(近赤外):「異物検査」、「水分の検出」などに適正を持ちます
【2. 特殊波長について】
※ 近赤外対応の「照明」、「バンドパスフィルタ」の使用が推奨されます。
可視光での撮像と異なり、
特定波長帯下において、
吸収・反射が確認されます。
▼ SWIR/近赤外線領域
【異物検査】
ー 導入例1:SWIR光の吸収特性を利用した、「異物」の品質検査に有効です。
【素材の選別】
ー 導入例2:SWIR光の吸収を利用した、「プラスチック選別」に有効です。
【充填物検査】
ー 導入例3:SWIR光の透過を利用した、「非破壊検査」に有効です
🡹 「産業用素子」と「SWIRカメラ」の違いは、上記タブをご選択ください。
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主な対象製品
Allied Vision Technologies社 / Alvium SWIR対応シリーズ
【主な特徴】
プラグアンドプレイ / コンパクト化・OEMに最適
◇ Sony SenSWIR InGaAsセンサ搭載
◇ 幅広い選択肢のハウジングオプション
◇ -20℃から65℃までの高い動作温度帯
ピックアップモデル 解像度 最大FPS ピクセルピッチ インターフェース ALVIUM G1-030 VSWIR 656x520 249 fps 5 μm GigE ALVIUM 1800 U-130 VSWIR 1296x1032 128 fps 5 μm USB3.0 ALVIUM G5-320 VSWIR 2080x1544 125 fps 3.45 μm 5GigE ALVIUM G5-530 VSWIR 2592x2056 80 fps 3.45 μm 5GigE
Allied Vision Technologies社 / Goldeye SWIR対応シリーズ
【主な特徴】
長時間露光 / 撮像品質の追及に最適
◇ SWIR InGaAsセンサ搭載 (一部モデルにSony SenSWIR 採用)
◇ 高感度かつ低ノイズなTEC仕様
◇ 独自の画像補正機能による高クオリティな撮像
※ 一部製品に、400~1700nmに対応したVSWIRモデル、
~1900,~2200nmに対応したExtenderモデルがございます。
ピックアップモデル 解像度 最大FPS ピクセルピッチ 備考 Goldeye G-008 TEC1 320x256 344 fps 30 µm 理化学向け上位モデル Goldeye G-032 TEC1 636x508 100 fps 25 µm 理化学向け上位モデル Goldeye G-034 TEC1 636x508 303 fps 15 µm 上位モデル近日登場 Goldeye G-034 XSWIR 2.2 TEC2 636x508 303 fps 15 µm 対応波長: 1200~2200nm
SVS-VISTEK社 / SWIRシリーズ
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導入用途
非破壊検査
内部検査
SWIRイメージセンサーは、
その特殊波長を生かした「充填物確認」や「ウェハ検出」に有効です。
▼充填物検査
不透明なパッケージを使用している場合、充填物の検査が困難です。
SWIR波長を用いることで、内容物の有無や充填量の確認、
パッケージの嚙みこみなどに活用可能です。
▼シリコンウェハの検出
SWIR波長域には、ウェハを構成するSi層の透過が確認でき、
半導体の内部まで鮮明に検出することが可能となります。
食品選別
食品選別
SWIR波長帯には、水の吸収を含むため、
物質に含まれている「水分量」を可視化することが期待できます。
▼水分量確認
可視光カメラでは、食品内部の劣化や打痕が確認できません。
SWIR波長を用いて水分量の違いから、食品の品質確認に応用できます。
薬剤・化粧品分野
理化学用途
医療業界においても、SWIR波長を利用した検査方法が多く存在します。
測定の困難な生理学的データを、
「血液」や「細胞情報」から入手することが期待できます。
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カメラ仕様から探す
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