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Goldeyeシリーズ

 

Goldeye シリーズ

Goldeyeシリーズは、Allied Vision社のSWIRセンサー搭載シリーズです。
幅広い近赤外領域に対し、低ノイズ・高感度な仕様を持ちます。

  • 900nmから1700nmの幅広い波長域での撮像が可能
  • GigE / Cameralink インターフェース

※ 一部製品に、400~1700nmに対応したVSWIRモデル、
~1900,~2200nmに対応したExtenderモデルがございます。

SWIR InGaAsセンサーとは

SWIRとはShort Wavelength Infra-Redの略で、
短波長赤外と言われる0.9μm-2.5μmの波長帯域のことを指します。

この波長領域では、可視光では確認することが難しい
表面傷 / へこみ / 水分量などを捉えることができます。

 

主な特長

 

■ 冷却機構 (TEC) 搭載モデルあり
■ 独自の画像補正機能で高品質な撮像

■ 動作温度:-20℃~55℃まで対応 (ハウジング温度)
■ SDK / Viewerソフト付属 (GenICam準拠)

 

カメラの冷却性能について

カメラ動作により内部温度が上昇すると、センサー暗電流が増加し、
これが熱ノイズとして撮像品質に影響します。

Goldeyeシリーズは、ハウジング内部で発生した熱を放出し、
センサー温度を一定にするための、TEC構造を持ちます。
(TEC:Thermo-electric sensor cooling)

また、Goldeyeシリーズは3点以上の温度設定値を持っており、
センサーの冷却効率を最大化することが可能です。

機能一覧

 

 イメージ機能群 オート関連機能
 ▼オート機能 – 露光調整 (Auto Exposure)
– コントラスト調整 (Auto Contrast)

 

 イメージ機能群 その他 機能群
 ▼イメージ補正 – 背景補正 (Background correction)
– 欠陥画素補正 (Defect Pixel Correction)
– 不均一性補正(Non-uniformity correction)
 ▼画像取り込み – ビニング機能 (Binning) 
– 画像間引き (Decimation)
 ▼画像補正機能 – ルックアップテーブル (LUT)
 ▼画像出力 – 関心領域指定 (ROI/Region of Interest) 
– 関心領域複数指定 (Multiple ROIs/Regions of interest)

 

 カメラ管理機 コントロール機能群
 ▼撮像速度 – Acquisition Frame Rate
 ▼トリガー / IO関係 – I/O and Trigger Control
 ▼ユーザー設定 – User Sets 
– Event channel
 ▼ファームウェア更新 – Firmware Update
 ▼通信帯域幅 – Bandwidth Control

 

 センサー管理機 温度コントロール機能群
 ▼センサー温度管理 – Temperature management by TEC 
– Temperature specific events 
– Temperature status indicator