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GigE カメラ

GigE カメラとは

GigE(ギガビットイーサネット)とは、カメラ通信に用いられるデジタルインターフェイス規格です。
産業カメラの分野では、長期の実績と、高い汎用性が評価されている通信規格です。

・通信規格の特徴：通信の安定性が高く、撮像同期性能、ケーブル延長性、電源供給能力(PoE)が魅力です。
・操作の簡単さ：標準的なPCに備わるLANポートとGigEケーブルを通じて簡単に画像取得が可能。

「GigE規格」の主な特徴

  • 通信規格の安定性
    ポイント1. 長年の採用実績

    - 2000年代中頃から導入されている
    - Ethernet準拠の通信プロトコル
    - 汎用性も高く、実績用途多数

  • LANケーブル の魅力
    ポイント2. ケーブルの制限

    - 100メートル程度に対応可能
    - ケーブルの入手性が非常に高い
    - PCのRJ45コネクタに接続可能

  • トラブルシューティングの適正
    ポイント3. 課題発生時の保守性

    - 各子機にIPが振られる仕様
    - 接続状況を確認できる、Ping
    - 各種プロトコルで遠隔から確認

通信規格の特長

選定のポイント

・標準的なケーブルやネットワークインターフェイスカードを用いることでマルチカメラでの撮像に対応
・高帯域幅への拡張性(～100 GigEまでの対応)
・最大100 mまでのケーブル長に対応

主な特徴から選ぶ

該当製品

AVT社製品

Alvium GigEシリーズ

GigE 0.4～25 MP SONY/OnSemi製 CMOS エンベデッドビジョンカメラ SDK/Viewerフリーダウンロード

最新小型シリーズ
・耐環境仕様 - ハウジング温度 -20 ~ 50℃
・耐震・耐衝仕様 - IEC 60068-2

Makoシリーズ【超小型・低価格モデル】

GigE 0.3～5 MP Sony/CMOSIS/OnSemi/e2v製 CMOS Sony製 CCD PoE対応 偏光モデルあり SDK/Viewerフリーダウンロード

導入実績多数
・コンパクトな筐体サイズ
・PoE対応のベーシックモデル

Prosilica GTシリーズ【PoE：超高解像度】

GigE 1.2～31 MP Sony/CMOSIS製 CMOS Sony製 CCD 交通監視アプリケーション/ITS PoE対応 P-アイリス／DCアイリス対応 動作温度：-20℃~65℃ SDK/Viewerフリーダウンロード

ハイエンドGigEシリーズ
・屋外実績のある、放熱性に優れた筐体デザイン
・機能が充実したハイエンドモデル

Mantaシリーズ 【スタンダードモデル】

GigE 0.3～24.5 MP Sony/CMOSIS製 CMOS Sony製 CCD Pregius S CMOSセンサー搭載モデルあり PoE対応モデルあり ボードレベルオプションあり ヘッドアングルオプションあり SDK/Viewerフリーダウンロード

汎用性に特化した仕様
・オプション数が最も充実
・多彩な解像度のセレクション

SVS-VISTEK社製品

SWIRシリーズ - 近赤外 -

GigE 0.3~1.3 MP Sony製 InGaAs 93～260 fps Sony SenSWIR 搭載 400～1700 nm (可視光～SWIR) コンパクト筐体

コンパクトSWIRカメラ
・Sony SenSWIR InGaAsセンサ搭載
・400～1700 nm (可視光～SWIR) の広波長帯撮像が可能

EXOシリーズ GigE

GigE 1.6～31.4 MP Sony/CMOSIS製 CMOS 3.8～79 fps スタンダードシリーズ 評価用デモ機あり

コンパクトシリーズ
・放熱効率が良いアルミハウジング
・偏光センサー搭載モデルあり

EXO Tracerシリーズ GigE

GigE 12.3～20.2 MP Sony製 CMOS 6～10 fps Tracerシリーズ マイクロフォーサーズ規格対応

ITS向け特殊仕様
・マイクロフォーサーズ規格対応
・レンズのフォーカス・ズーム・アイリスを制御可能