Coaxlinkシリーズ
Coaxlinkシリーズ
Coaxlinkシリーズは、究極のパフォーマンスと優れた価値を持つCoaXPressフレームグラバーです。
主な特長
- CoaXPress接続 最大8個のPCIeフレームグラバー
- PCIe 3.0(Gen 3)またはPCIe 2.0(Gen 2)バス
- 機能が豊富なデジタル I/O ラインが最大20本まで
-
ラインアップ
モデル カメラ接続 カメラ帯域 バス接続 バス帯域 備考 Coaxlink Octo CXP-6 x 8ch 5,000 MB/s PCIe3.0 x 8バス 6,700 MB/s Coaxlink Quad G3 DF CXP-6 x 4ch 2,500 MB/s PCIe3.0 x 4バス 3,300 MB/s データ送出可能 Coaxlink Quad G3 CXP-6 x 4ch 2,500 MB/s PCIe3.0 x 4バス 3,300 MB/s Coaxlink Quad G3 LH CXP-6 x 4ch 2,500 MB/s PCIe3.0 x 4バス 3,300 MB/s パッシブヒートシンク Coaxlink Quad 3D-LLE CXP-6 x 4ch 2,500 MB/s PCIe2.0 x 4バス 1,700 MB/s 3D出力可能 Coaxlink Quad CXP-6 x 4ch 1,250 MB/s PCIe2.0 x 4バス 1,700 MB/s Coaxlink Duo CXP-6 x 2ch 1,250 MB/s PCIe2.0 x 4バス 1,700 MB/s -
デバッグ用ソフト
Mementoについて
CoaXPress規格とデバッグについて
ハイエンドな画像処理システムでは、フレームグラバー(画像入力ボード)がカメラ本体の制御や画像取得、照明器具などを同期しコントロールする役割を果たしています。
しかし、最新通信規格を採用したハイエンドなカメラでは、1秒間の取得フレーム数を数百~数千とした高速動作が可能なため、システムのデバッグ時に必要な確認項目や必要機材の複雑化が進んでいます。
こうした背景も有り、Euresys社はデバッグ用の支援ソフトウェアとしてMementoを提供しています。
Mementoの機能について
Mementoの概要
Mementoは、システム開発時からシステム導入後までご活用頂けるデバッグ用解析ツールです。
「カメラ」、「画像入力ボード」、「ドライバー」、「ホストアプリケーション」の状況把握に有用です。
- 各種機器の動作や、トリガー動作からフレームロストの原因をピンポイントに把握する為にご活用頂けます。
- Message Listの形式で、各種機器の現象をタイムスタンプと共に詳細にご確認頂けます。
- 検索機能などをご活用頂くことで、例えばErrorやフレームバッファの状況のみを抽出することも可能です。
- CPU使用率が低い非侵入型ツールです。ログ対象:driver function calls, callbacks, フレームグラバーが受けたtrigger信号, 「照明コントローラ」や「カメラ」に送られたストロボ信号
Memento Analyzerについて
Mementoには、Memento Analyzerという、ロジック・アナライザ・ツールが含まれており、
画像取り込み時の、レイテンシーの測定や不具合の検知にご活用頂けます。
画像入力ボードを始めとした、シーケンス情報やタイミング情報がタイムライン形式で表示されます。
- システムイベント(トリガー、ストローバー、DMA、...)がタイムライン形式で表示されます。
- バッファキューのステータスや、取得した画像がアプリケーションに転送されるまでをご確認頂けます。動画での解説
- 製品カタログ