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ALVIUM G1-2050
ALVIUM G1-2050m<モノクロ>
ALVIUM G1-2050c<カラー>
ALVIUM G1-2050は、GigE通信に対応した、
超コンパクトカメラシリーズです。
" Sony BSI - 裏面照射 / 高感度・ローリング素子 "
- 5.9 fps @ 2050万画素の撮像性能(Rolling Shutter)
- GigE規格特有のケーブル長 (~1km)
「Alvium G1」の製品概要
Alvium G1シリーズは、Alviumシリーズの中で、
安定通信が特徴のGigE仕様のモデルとなります。
▼ 幅広い導入環境への適正
Alvium シリーズには、交換可能性が志向されています。
インターフェース x センサー x 筐体オプション
コンセプト:コンパクト + 汎用性の追求。
センサー:最新のSony社製やOnsemi素子
解像度:40 ~ 2500万画素の選択肢
▼ 頑強製の高さ
Alviumシリーズは高い環境適合性を持ち合わせています。
【Alvium G1環境温度】
• - 20 ~ +55℃ (ハウジング温度)
• +5 ~ +85℃ (メインボードの温度)
【耐震・耐衝仕様】
• IEC 60068-2-6, sinusoidal vibration testing
• IEC 60068-2-27, shock testing
• IEC 60068-2-64, random vibration testing.
Alvium G1シリーズの特徴
Alvium G1シリーズは、
Alviumの入れ替え可能性を志向したシリーズです。
- 超コンパクト : 29x29x41mm / 65g
- 運用温度 : - 20°C ~ 55°C (ハウジング)
- Alvium Technology (SoC) : 消費電力低減
「Alvium Technology」の魅力とは?
ALVIUM Technologyとは、Allied Vision社が創業以来培ってきた、
産業用カメラのノウハウを詰め込んだシステムオンチップです。
▼ ASICの魅力
従来のカメラに搭載されているFPGAではなく、
プロセッサ設計に、ASIC(特定用途向け集積回路)を採用しており、
消費電力を抑えた、ダークノイズの改善が見込めます。
▼ 画像前処理機能の実装
また、これまでの産業用カメラとも異なり、
撮像画像の前処理やイメージ補正機能をカメラ側に備えており、
システム設計の安定化に貢献致します。
▼ 通信規格の多様化
Alviumシリーズには、共通のプロセッサが搭載されています。
また、通信規格が異なるGigE / 5GigE / USB3.0 / MIPIシリーズも、
共通のセンサーがリリースできる設計が施されています。
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仕様
仕様 ALVIUM G1-2050 インターフェース GigE 解像度 5496 (H) × 3672 (V) センサー Sony IMX183 センサータイプ CMOS シャッター方式 ローリングシャッター センサーサイズ Type 1 ピクセルサイズ 2.4 µm × 2.4 µm レンズマウント (利用可能) CS-Mount, C-Mount 最大フレームレート (@フル解像度) 5.9 fps (at 122 MBps, Mono8) 露光制御時間 48 µs to 10 s ADC 10 Bit QE (@529 nm) 80 % Temporalダークノイズ 6 eˉ 飽和容量 14900 eˉ ダイナミックレンジ 65 dB ビット深度 最大12 Bit モノクロピクセル形式 Mono8, Mono10, Mono10p YUVカラーピクセル形式 YCbCr411_8_CbYYCrYY,
YCbCr422_8_CbYCrY, YCbCr8_CbYCrRGBカラーピクセル形式 BayerGR8, BayerGR10, BayerGR10p,
BGR8, RGB8TTL I/Os 1in / 1out / 2 programmable GPIOs 動作温度 -20℃〜+55℃ ハウジング温度
5℃〜+85℃ メインボード温度所要電力(DC) PoE | 12 -24 VDC 消費電力 3.6 W at 12 VDC, 3.9 W PoE 重量 65g (Cマウント) 本体寸法(L×W×H) 41 × 29 × 29 mm (Cマウント) Regulations
– 対応規格 –2014/30/EU; 2011/65/EU,
incl. amendment 2015/863/EU (RoHS);
FCC Class B digital device;CAN ICES-003 (B) / NMB-3 (B)「製品の機能群」 – Feature Listイメージ機能群 オート関連機能 オート機能 露光調整 (Auto Exposure)
ゲイン調整 (Auto Gain)ホワイトバランス調整 オートホワイトバランス調整 (AWB)
※カラーモデルのみ対応イメージ機能群 その他 機能群 イメージ補正 ノイズ補正 (Adaptive noise correction)
ブラックレベル (Black Level)
欠陥画素補正 (Defect Pixel Correction)
固定パターンノイズ補正 (Fixed Pattern Noise Correction)カラーモデル関連 色合い補正 (Hue, Saturationなど)
~ 5 x 5ディベイヤー (De-Bayering)画像取り込み ビニング機能 (Binning) 画像補正機能 ガンマ機能 (Gamma)
ルックアップテーブル (LUT)
シャープネス (Sharpness/Blur)
コントラスト (Contrast)画像出力 関心領域指定 (ROI/Region of Interest)
X/Y反転 (Reverse X/Y)カメラ管理機能 コントロール機能群 撮像速度 Acquisition Frame Rate トリガー / IO関係 I/O and Trigger Control
Trigger over Ethernet (Action Commands)
Serial I/Osビット深度 Readout Modes (Sensor BitDepth) ユーザー設定 User Sets カメラ温度 Temperature Monitoring ファームウェア更新 Firmware Update 通信帯域幅 Bandwidth Control その他 Counters and timers -
カメラ感度
-
シリーズ特長/選び方
Alviumシリーズの概要
Alviumシリーズは、Allied Vision社の次世代型シリーズです。
1つのシリーズで多様な導入環境に対応することをコンセプトとしており、
モジュール性に特化した仕様となります。
革新的な技術として、Allied Vision社が独自に開発した、
System on Chip - 「ALVIUM Technology」が挙げられます。
これまでの産業用カメラとも異なり、撮像画像の前処理や補正機能を
カメラ側で実行することも可能です。
「Alviumシリーズ」 – 超コンパクトカメラの魅力【Alviumシリーズについて】
① 柔軟性に特化
省サイズ化を追求したAlviumシリーズは、
多様な環境の可視化を支援します。
◆ 省サイズ化に適した形状
筐体サイズ: 41 x 29 x 29mm (GigE)
重量: 65g
② 豊富なラインアップ
通信規格:GigE / 5GigE / USB3.0 / MIPI
解像度:40 ~ 2500万画素
撮像速度:626 ~ 4 fps
③ キーポイント
◆ 撮像品質の追求
ASIC (SoC):画像前処理機能に対応。FPGA供給難に左右されない。
イメージ補正:FPNC補正、画素欠陥補正に対応。
◆ 導入環境を最適化
モデル選択肢:素子 x レンズマウント x 筐体 (一部モデルを除く)
◆ ロバスト性の高さ
環境温度:- 20 ~ +65℃ (ハウジング温度)
耐震・耐衝仕様: IEC 60068-2-6, IEC 60068-2-27, IEC 60068-2-64,
Alviumシリーズのモジュール性
Alviumシリーズには、多彩な筐体選択肢が用意されています。
ご用途に応じて、ハウジングやレンズマウントを変更できる、
非常にモジュール性が高い仕様となります。
本モデルの筐体オプションについて本モデルの筐体オプションについて
Alviumシリーズでは、筐体デザインが変更可能なモジュール式設計を採用しています。
G1シリーズには下記の「レンズマウントオプション」が用意されており、
運用環境に適したデザインの選択が可能です。
例) Closed (通常筐体) x CS-Mount (CSマウント)筐体オプション
通常筐体
レンズマウントオプション
Cマウント / CSマウント / Sマウント
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