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EasyObject

 

EasyObject

EasyObjectライブラリは、画像分離、つまり画像を分解し、ブロブと呼ばれる個別のオブジェクトに分離します。

主な特長

  • つながったオブジェクトのグレースケールに基づいた画像分離
  • オブジェクトラベリング
  • 幾何学的特徴抽出
  • フレキシブルマスク
  • 特に大きな画像や多数のオブジェクトを含む画像に対する高いパフォーマンス

主な用途

プレゼンス、アブセンス・チェック/表面解析/ピックアンドプレースユニット向けオブジェクトポジショニング

  • 仕様
    ライブラリ名

    EasyColor

    対応OS

    Windows 10 (32, 64 bits)
    Windows 8 (32, 64 bits)
    Windows 7 (32, 64 bits)

    最小動作スペック

    RAM:8 GB
    表示サイズ:800 x 600 (1280 x 1024推奨)
    色深度:16ビット (32 ビット推奨)
    ハードディスク容量:~2 GB(選択したオプションに応じて変動)

    対応開発環境/言語

    Microsoft Visual Studio 2008® SP1 (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2010® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2012® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2013® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2015® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2017® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)

  • EasyObjectのメリット

    EasyObjectの機能

    ●画像エンコーディング:
     〇ランの構築:グレースケール単閾値、グレースケール2重閾値、カラー単閾値、カラー範囲閾値、参照画像、画像範囲、ラベル付けされた画像または2値画像を使用した分類
     〇ピクセル合算
     〇オブジェクト作成:ランをオブジェクトへ合算
     〇ホール作成:ランをホールへ合算
     〇ラインスキャンカメラを用いたWeb検査アプリケーションの継続モード
    ●オブジェクトの特徴抽出(幾何学パラメータ演算)
    ●どのような特徴値でもオブジェクトを選択、分類

    オブジェクト/ブロブ機能を使用可能

    ●位置:限界(上、下、左、右)、重心(X、Y)、重み付き重心(X、Y)
    ●範囲:面積(ピクセル数)、フェレットボックス(中心 X と Y、22、45、68度の異なった角度方向の高さと幅)、有界ボックス(中心 X と Y、高さ、幅)、最小囲み長方形(角度、中心 X と Y、高さ、幅)
    ●オブジェクト輪郭の始点(X、Y)
    ●最長のラン
    ●ランのカウント
    ●オブジェクト数(インデックス)
    ●統計:ピクセルグレーレベル値(平均、偏差、分散、最小、最大)
    ●慣性楕円:慣性楕円の離心率、楕円、2次幾何学モメント
    ●凸包

    フレキシブルマスク

    EasyObjectは、エンコーディング機能から利用できるフレキシブルマスクにより、画像の複雑な形状や非接続な形状の領域へのブロブ分析の制限をサポートしています。EasyImageではエンコードされた画像からフレキシブルマスクを生成することも可能です。

    グラフィック表現

    ソース画像の上にオブジェクトを配置することができます。以下のブロブの特徴にはプリセットのグラフィック表現があります:
    ●オブジェクト
    ●対角線
    ●有界ボックス
    ●凸包
    ●楕円
    ●フェレットボックス
    ●角度が22°のフェレットボックス
    ●角度が45°のフェレットボックス
    ●角度が68°のフェレットボックス
    ●重心
    ●最小囲み長方形
    ●重み付き重心