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EasyColor

 

EasyColor

EasyColorは、最適なカラーシステム変換機能とカラー分析機能を備えています。 サポートしているカラーシステムは、RGB、XYZ、L*a*b*、 L*u*v*、YUV、YIQ、ISH、LSH、VSH、LCHとYSHです。 EasyColorは、これらのシステム間の画像変換と、カラー画像をグレーレベルに交互変換するのに有効な方法を備えています。

主な特長

  • 11種類のカラースペースでの画像の高速変換
  • カラー分解:色によってオブジェクトを識別
  • カラー検証:オブジェクトの色を検証

主な用途

PCB検査/カラー検査/疑似カラーレンダリング/製薬分野でのカラー検査/ラベル・パッケージング検査/食品検査と分類

  • 仕様
    ライブラリ名

    EasyColor

    対応OS

    Windows 10 (32, 64 bits)
    Windows 8 (32, 64 bits)
    Windows 7 (32, 64 bits)

    最小動作スペック

    RAM:8 GB
    表示サイズ:800 x 600 (1280 x 1024推奨)
    色深度:16ビット (32 ビット推奨)
    ハードディスク容量:~2 GB(選択したオプションに応じて変動)

    対応開発環境/言語

    Microsoft Visual Studio 2008® SP1 (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2010® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2012® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2013® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2015® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)
    Microsoft Visual Studio 2017® (C++, C#, VB .NET, C++/CLI)

  • EasyColorのメリット

    EasyColorの機能

    ●カラー変換:比色分析システム変換、ゲイン/オフセット(カラー)、カラー補正またはカラーバランス(ガンマ事前補正、ホワイトバランス)用のルックアップテーブル (LUT)
    ●カラー画像成分の合成と抽出
    ●擬似的カラーリング
    ●カラー分解のための分類
    ●特殊カラーフォーマットの取り扱い:YUV 422解凍、ベイヤー・パターンからRGBへ

    操作原理①

    ●RGB (赤、青、緑) はカラーイメージの再現の表象で、カラー再生には最適 (モニターやカメラに使われる)ですが、その他の色も多様な目的に応じて用意されています。更に具体的に言うと、彩度/明度/色相カラーシステムはマシンビジョンアプリケーションに大変よくマッチします。EasyColorはそれらのいくつかをサポートしています。無彩色(白黒)要素(濃淡度)と、色の表示に使われている色彩(彩度と色相)要素を区別します。カラーの詳細な解釈ができ、照明効果を落とした場合、カラーの識別に有効です。そのため、カラー画像処理の際、カメラからのRGB画像を、LSH、ISH、YSHといった別の色空間に変換する場合に必要とされます。EasyColorは、色空間補整に最適な機能を提供します。

    操作原理②

    ●更に、EasyColorには、カラーオブジェクトや不備を検出、分類する強力なカラー分析機能に加えて、従来のカラー画像処理機能 (例えばベイヤー・パターン変換やカラーバランスの補正) も搭載されています。例えば、カラー画像区分で、ピクセルごとのレベル識別によって、別の領域のカラー画像を分解することができます。カラー画像分割はEasyObjectと連動して、分割された領域のブロブ解析を行えます。また、各コンポーネントの値の範囲を選択することによってピクセルをフィルター処理することも可能です。 たとえば色相だけに基づいて「黄色がかった緑色」のピクセルを選択して、彩度と明度の区別を曖昧にして表面効果と照明効果を排除します。