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CXP-12ハイスピードカメラ

CXP-12ハイスピードカメラ

CXP-12ハイスピードカメラは、CoaXPress 2.0(CXP-12)を4レーン搭載した、CMOSカメラです。
・ハイスピード撮像ではFPSを追求しており、その代償として露光時間が確保できないケースが少なくありません。
・感光性に優れたセンサーのモデルが採用されているため、感光性の向上に有効です。

サンプル:「ハイスピード動画」を確認

【高速撮像カメラについて】
高速産業用カメラは、常時映像がストリーミング転送される仕様です。
リアルタイムでの画像処理に適しており、瞬間を連続的に捉えられる仕様です。
お手持ちの器具と組み合わせて、精密で正確な検証に貢献致します。

【録画用カメラとの違い】
高速産業用カメラには、録画用のソフトウェアなどが付属しておりません。
「ハイスピード撮像」 に「録画機能」を追加する場合、コーディングなどが必要です。
カメラに記録媒体が搭載されておらず、PC性能などもご考慮ください。


Mikrotron社製ハイスピードカメラ
内容:動画


1. 研究用途の動画
Eosens1.1CXP2 + テレセントリックレンズ
テスト地:日本
対象:水滴の観察 (針を通過する油/水の観察)
撮像設定:512x512 @2000 fps (10bit)

2. 産業用途の動画
Eosens 4CXP
テスト地:スイス
対象:電車のパンタグラフ
撮像設定:2336x300 @2800 fps


  🡹 「サンプル動画」については、上記タブをご選択ください。

通信規格の特徴


選定のポイント

・必須構成:CXP-12専用のキャプチャボードが別途必要となります。
・導入背景:CXP-12の高速通信性能は、主にFPSのスペック上昇に使用されています。
・ポイント:ハイスピード録画にはDVRsやレコーディングソフトをご検討ください。

代替検討時のポイント

・メリット:コンパクトな「超高速撮像カメラ」として有用です。
・性能:CXP-12の高速通信性能により、50,000fps前後を撮像できるモデル有り。(ROI適用)
・録画適性:メモリ内蔵型の「録画カメラ」と違い、録画データの連続性や取込み速度を求める際に有用です。

標準的な産業用カメラとの違い

【ハイスピードカメラならではの撮像】
従来の産業用カメラでは、捉え切れない高速現象。
CXP-12対応のMikrotron社製高速カメラは、瞬時に変化する現象を克明に可視化します。
視野幅を制限した「ROI機能」を適用した際のFPS向上率が大きく異なります。

  • 【標準的な産業用カメラ】
    ブレが発生:FPS + 露光時間が不足

  • 【ハイスピード・カメラ】
    細部まで明細:時間 + シャッター速度が適切


【標準的な産業用カメラの課題】
– 通信速度:通信インターフェースの限界から、フル解像度でのFPSが不十分
– 素子特性:標準的な素子では、ROIを適用した場合にもFPSが十分に上がらない
– ピクセルサイズ:ハイスピード用途では、ピクセルサイズが小さく、感度が不十分

【キーポイント】
– 撮像適正:高速撮像に特化した、感度の高い素子を採用
– 選択肢1:産業用カメラでは、カメラから常にデータが送られる仕様
– 選択肢2:操作が簡単な、録画カメラもラインアップに

  🡹 「CXP-12ハイスピードカメラ」の特徴は、上記タブからご選択ください。

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