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ALVIUM G5-320 VSWIR
ALVIUM G5-320 VSWIR<近赤外>
ALVIUM G5-320 VSWIRは、5GigE通信に対応した、
超コンパクトカメラシリーズです。
SenSWIR技術により、400~1700nmに感度を持ちます。
- 125 fps @ 320万画素の撮像性能(Global Shutter)
- 5GigE規格特有のケーブル長 (~1km)
SWIRカメラ 選定上のポイントについて
モデル選定にご不安がある場合などについては、
ご用途や撮像対象と合わせて、お気軽にお問い合わせ下さい。
【1. 産業用カメラとの違いについて】
※ 「ハイエンドな検出システム」では、 複数カメラを適用した構成が見られます。
通常、産業用カメラは、人の目に代わり
「微細な現象」や「高速現象」を捉えます。
特殊波長カメラは、肉眼では認識できない、
「情報差異」が捉えられる利点があります。
▼ ご用途に応じた使い分け
ー 産業用素子:「微細な現象」や「高速現象」を明瞭に捉えます
ー 特殊波長(近赤外):「煙の透過」、「水分の検出」などに適正を持ちます
【2. 特殊波長について】
※ 近赤外対応の「照明」、「バンドパスフィルタ」の使用が推奨されます。
可視光での撮像と異なり、
特定波長帯下において、
吸収・反射が確認されます。
▼ SWIR/近赤外線領域
【物体観測】
ー 導入例1:「微粒子」、「エアロゾル」を検出し、噴煙などの観測に有効です
ー 導入例2:温度差異を可視化し、「高温度モニター」として活用可能です。
【素材の選別】
ー 導入例3:SWIR光の吸収を利用した、「プラスチック選別」に有効です
【異物検査】
ー 導入例4:SWIR光の吸収特性を利用した、「異物」の品質検査に有効です
「Alvium G5」の製品概要
Alvium G5シリーズは、Alviumシリーズの中で、
高速通信が特徴の5GigE仕様のモデルとなります。
▼ 幅広い導入環境への適正
Alvium シリーズでは、交換可能性が志向されています。
インターフェース x センサー x レンズマウント
【シリーズ特長】
コンセプト:コンパクト + 汎用性の追求。
センサー:最新のSony社製やOnsemi素子
解像度:40 ~ 2500万画素の選択肢
▼ 頑強製の高さ
「交通監視」や「ドローン」を始めとした動作環境。
Alviumシリーズは環境適合性を持ち合わせています。
【Alvium G5環境温度】
• - 20 ~ +65℃ (ハウジング温度)
• - 20 ~ +85℃ (メインボードの温度)
【耐震・耐衝仕様】
• IEC 60068-2-6, sinusoidal vibration
• IEC 60068-2-27, shock
• IEC 60068-2-64, random vibration
▼ 後方互換性について
必要な環境に応じて、変更できる通信速度。
Alvium G5シリーズはGigE / 5GigEでの稼働に対応。
【Alvium G5構成】
• 5GigE稼働:5GigEに対応したNICカードが必要です。
• GigE稼働:PCに備わったLANポートで稼働。
Alvium G5シリーズの特徴
Alvium G5シリーズは、
Alviumの入れ替え可能性を志向したシリーズです。
- コンパクト : 29 x 29 x 60mm / 100g
- 運用温度 : - 20°C ~ 65°C (ハウジング)
- Alvium Technology (SoC) : 消費電力低減
「Alvium Technology」の魅力とは?
ALVIUM Technologyとは、Allied Vision社が創業以来培ってきた、
産業用カメラのノウハウを詰め込んだシステムオンチップです。
▼ ASICの魅力
従来のカメラに搭載されているFPGAではなく、
プロセッサ設計に、ASIC(特定用途向け集積回路)を採用しており、
消費電力を抑えた、ダークノイズの改善が見込めます。
▼ 画像前処理機能の実装
また、標準的な産業用カメラとも異なり、
カメラ側に「撮像画像の前処理」や「イメージ補正機能」を
備えており、システム設計の安定化に貢献致します。
▼ 通信規格の多様化
Alviumシリーズには、共通のプロセッサが搭載されています。
また、通信規格が異なるGigE / 5GigE / USB3.0 / MIPIシリーズも、
共通のセンサーがリリースできる設計が施されています。
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仕様
仕様 ALVIUM G5-320 VSWIR インターフェース 5GigE 解像度 2080 (H) × 1544 (V) センサー Sony IMX993 センサータイプ InGaAs シャッター方式 グローバルシャッター センサーサイズ Type 1/1.8 ピクセルサイズ 3.45 µm × 3.45 µm レンズマウント (利用可能) C-Mount, CS-Mount, S-Mount 最大フレームレート (@フル解像度) 125 fps (at ≥300 MBps, Mono8) 露光制御時間 – µs to TBD s (at 300 MBps) ADC 12 Bit 出力 ビット深度 最大12 Bit モノクロピクセル形式 Mono8, Mono10, Mono10p, Mono12, Mono12p 入出力(GPIOs) TTL I/Os 1in / 1out / 2 programmable GPIOs 環境/機体 動作温度 -20℃〜+65℃ ハウジング温度
-20℃〜+ 85℃ メインボード温度所要電力(DC) PoE | 12 -24 VDC 消費電力 4.9 W at 12 VDC, 5.7 W PoE 重量 100 g (Cマウント) 本体寸法(L×W×H) 60 × 29 × 29 mm (Cマウント) Regulations
– 対応規格 –2014/30/EU; 2011/65/EU,
incl. amendment 2015/863/EU (RoHS);
FCC Class B digital device;CAN ICES-003 (B) / NMB-3 (B)「製品の機能群」 – Feature Listイメージ機能群 オート関連機能 オート機能 露光調整 (Auto Exposure)
ゲイン調整 (Auto Gain)イメージ機能群 その他 機能群 イメージ補正 ノイズ補正 (Adaptive noise correction)
ブラックレベル (Black Level)
欠陥画素補正 (Defect Pixel Correction)
固定パターンノイズ補正 (Fixed Pattern Noise Correction)画像取り込み ビニング機能 (Binning) 画像補正機能 ガンマ機能 (Gamma)
ルックアップテーブル (LUT)
シャープネス (Sharpness/Blur)
コントラスト (Contrast)画像出力 関心領域指定 (ROI/Region of Interest)
X/Y反転 (Reverse X/Y)カメラ管理機能 コントロール機能群 撮像速度 Acquisition Frame Rate トリガー / IO関係 I/O and Trigger Control
Trigger over Ethernet (Action Commands)
Serial I/Os
Counters and timers (Delay)ビット深度 Readout Modes (Sensor BitDepth) ユーザー設定 User Sets カメラ温度 Temperature Monitoring ファームウェア更新 Firmware Update 通信帯域幅 Bandwidth Control -
カメラ感度
-
シリーズ特長
Alviumシリーズの概要
Alviumシリーズは、Allied Vision社の次世代型シリーズです。
1つのシリーズで多様な導入環境に対応することをコンセプトとしており、
モジュール性に特化した仕様となります。
革新的な技術として、Allied Vision社が独自に開発した、
System on Chip - 「ALVIUM Technology」が挙げられます。
カメラ側のプロセッサを通じて「撮像画像の前処理」や「補正機能」を適用可能です。
「Alviumシリーズ」 – 超コンパクトカメラの魅力【Alviumシリーズについて】
① 柔軟性に特化
省サイズ化を追求したAlviumシリーズは、
多様な環境の可視化を支援します。
◆ 省サイズ化に適した形状
筐体サイズ: 29 x 29 x 60mm (5GigE)
重量: 100g (5GigE)
② 豊富なラインアップ
通信規格:GigE / 5GigE / USB3.0 / MIPI
解像度:400 ~ 2500万画素
撮像速度:691 ~ 4 fps
③ キーポイント
◆ 撮像品質の追求
ASIC (SoC):画像前処理機能に対応。FPGA供給難に左右されない。
イメージ補正:FPNC補正、画素欠陥補正に対応。
◆ 導入環境を最適化
モデル選択肢:素子 x レンズマウント x 筐体 (一部モデルを除く)
◆ ロバスト性の高さ
環境温度:- 20 ~ +65℃ (5GigE / ハウジング温度)
耐震・耐衝仕様: IEC 60068-2-6, IEC 60068-2-27, IEC 60068-2-64,
Alviumシリーズのモジュール性
Alviumシリーズには、多彩な筐体選択肢が用意されています。
ご用途に応じて、ハウジングやレンズマウントを変更できる、
非常にモジュール性が高い仕様となります。
本モデルの「筐体オプション」について本モデルの「筐体オプション」について
Alviumシリーズでは、筐体デザインが変更可能なモジュール式設計を採用しています。
G5シリーズには下記の「レンズマウントオプション」が用意されており、
運用環境に適したデザインの選択が可能です。
例) Closed (通常筐体) x CS-Mount (CSマウント)筐体オプション
Closed Housing / 通常筐体
レンズマウントオプション
C-Mount / Cマウント
CS-Mount / CSマウント
S-Mount / Sマウント
G5のアクセサリ選定
AlviumシリーズG5は、通信速度をGigE/5GigEで可変できます。
高FPSで取り込む際には、別途「5GigE NIC」をご利用ください。
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図面
カメラ筐体
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