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ハイスピード録画カメラ

ハイスピード録画カメラ

ハイスピード録画カメラは、ユーザーフレンドリー性が特徴の録画カメラ群です。
カメラにはメモリが搭載されている為、1000FPS前後の現象も簡単に記録することが可能です。

録画方式の特徴

 録画カメラ=『録画完了までの難易度が低い仕様』

 選定のポイント
 ・導入用途:「瞬間的な現象解析」に最適な仕様です。
 ・メリット:「高速録画カメラ」+「ノートPC」で運用可能。
 ・ポイント:録画時間や解像度は、録画モデルにより異なります。

 代替検討時のポイント
 ・メリット:最も簡単にハイスピード録画が開始できます。
 ・課題:「データの転送仕様」により、録画間隔が比較的開きます。
 ・録画適正:長時間録画には、録画ソフトやDVRsをご検討ください。

「標準的な産業用カメラ」との違い

【ハイスピードカメラならではの撮像】
従来の産業用カメラでは、捉え切れない高速現象。
高速録画カメラは、瞬時に変化する現象を克明に録画します。
視野幅を制限する「ROI機能」を適用した際の、FPS向上率が大きく異なります。

  • 【標準的な産業用カメラ】
    ブレが発生:FPS + 露光時間が不足

  • 【ハイスピード・カメラ】
    細部まで明細:時間 + シャッター速度が適切


◇ 撮像データの流れと「録画カメラの魅力」

【キーポイント】
01 – 「撮影する」:高速撮像に特化した、感度の高い素子を採用
02 – 「溜めこむ」:カメラ内で、録画データのフォーマット化までを完了。
03 – 「取り込む」:ノートPCを採用しても、高速録画を完結できる仕様。
03 – 「設定する」:録画カメラ専用のGUIで、簡単に録画設定を完了。

  🡹 「仕様の違い」については、上記タブをご選択ください。

該当モデル

サンプル:「ハイスピード動画」を確認

 

【高速録画カメラについて】
高速録画カメラは、記録データが簡単に取り出せる仕様です。
ビューアー兼コントローラソフトが標準付属しています。
お手持ちの器具と組み合わせて、簡単で速やかにご検証頂くことが可能です。

 


 

Mikrotron社製ハイスピード録画カメラ
内容:導入事例 + 動画

 


 

1. 研究用途の動画
MotionBLITZ® Cube + 顕微鏡
テスト地:ミュンヘン工科大学 (ドイツ)
対象:エマルジョン観察 (針を通過する油/水の観察)
撮像設定:512x512 @2503 fps

 


 

2. 研究用途の動画
MotionBLITZ® Cube + トラクター
テスト地:ホーエンハイム大学 (ドイツ)
対象:土起こしを行う、農具の観察 (プラウ耕の研究)
撮像設定:500fps @ 1280 x 1024pix

 


 

3. 産業用途の動画
Eosens MINI1 + レーザー溶接
対象:溶融金属のたまり観察 (鍵穴)
撮像設定:3541fps @ 496 x 300pix

 


 

4. 産業用途の動画
MotionBLITZ® Cube + 医療用製造ライン
テスト地:Nemera Design (フランス)
対象:プラスチック設置の改善 (インシュリン容器)
撮像設定:920fps @ 800 x 558pix