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Emergent Vision Technologies社
Emergent Vision Technologies社 - エマージェント ビジョン テクノロジー
- 10 / 25 / 50 / 100GigEカメラ
- 超高速データ/フレームレート
メーカーの特徴
Emergent Vision Technologies社は、GigE規格に特化したエリア・ラインカメラの先進企業です。
産業用途の高帯域GigEカメラを世界で初めて製品化しており、現在100GigEカメラまでが発表されています。
高速撮像だけでなく通信の安定性やケーブルの柔軟性が実現できます。
※ 2021年度には、世界初となる産業用途の50GigE・100GigEカメラがリリースされます
高速GigEシリーズ
100GigEカメラ
50GigEカメラ
25GigEカメラ
10GigEカメラ
ラインスキャンカメラ
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高帯域GigE規格とは
高帯域GigE規格とは?(10 / 25 / 50 / 100 GigE)
10/25/50/100GigE 通信規格は、
最新のサーバー技術を応用した、高速GigE通信規格です。
採用実績が高いGigE の次世代規格となり、
ギガビット・イーサネットのメリットを引き継ぎながら、
転送データレートが大幅に向上できる仕様です。
産業用途では、CoaXPress規格以外の高速規格として注目が集まり、
プラットフォームの将来性/安定性に加えて、「データ転送率の向上」、
「ケーブル距離の延長」、「撮像時の同期精度」が評価されます。
これまでGigE規格は産業ニーズに依存せず高帯域化を続け、
「通信会社」、「データセンター」、「軍事産業」では、
100GigEまでの規格が既に導入されています。
通信規格の比較
USB 3.1
Gen1USB 3.1
Gen2Camera
LinkCXP6
×1CXP12
×110GigE 25GigE データ転送率 400MB/秒 900MB/秒 680MB/秒 765MB/秒 1562MB/秒 1250MB/秒 3125MB/秒 ケーブル距離 5m 1m 10m 72m 30m 10km* 10km* +αの機能性 ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ 通信規格の普及率** ○ △ △ △ △ ◎ ◎ CPU 負荷 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎*** ◎*** ジッタ/ レイテンシ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎*** ◎*** 複数運用の適正 △ △ △ △ △ ◎*** ◎*** コスト・メリット ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ * : ケーブルの延長距離はアクセサリー機器の品質に影響されます。
** : 価格帯/入手困難性/etc は規格の普及率に左右される為、サーバー業界も含めております。
*** : 推奨NICカードと、Mellanox VMA/Myricom MVAを用いた場合高帯域GigE規格の特徴とは?
高精度同期について(IEEE1588 PTP)
ハイスピードカメラでは、1秒間のフレーム数が大幅に上昇しており、
フレーム間の猶予がかなり少ない為、同期撮像の難易度が向上しています。
Emergent Vision 社の 10 / 25 / 50 / 100 GigE カメラは、
GigE規格由来のIEEE1588 PTP に対応しており、
同期精度を100ns 相当まで高めることが可能です。****
産業用途に限らず、放送業界・VR コンテンツ作成・交通監視業界など、
高精度な同期環境が必要な用途を最適化します。
**** : 同期精度は、機器の種類、配置方法、運用台数、運用速度により異なります。
ハイスピードでも安定通信(光ファイバ)
最新センサーを搭載したカメラでは、性能が格段と向上している反面、
通信ノイズも増幅され、ケーブル長が制限される傾向があります。
光ファイバケーブル構成の場合、
高帯域対応ながら、通信ノイズの増幅が大幅に抑えられます。
また、ケーブル先の光トランシーバを交換することで、
高帯域モデルに変更した際も、ケーブル設備を使いまわすことができると考えられます。
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EVT社製品の強みとは?
ワンストップ提供の魅力とは?
10GigE / 25GigE / 50GigE / 100GigEの性能を最大限に発揮できるよう、
「CPU負荷」、「遅延性」、「ジッター」が抑えられる
アクセサリーを選定しております。
動作保証済みのアクセサリを一式でご提供しておりますので、
「NICカード」、「光ファイバーケーブル」、「電源アダプタ」が、
ワンストップでご入手頂けます。
超低CPU負荷を実現
従来、高速GigEカメラを用いた場合には、
CPU負荷が高くなる傾向が有り、必須PC構成が著しく高くなる場合がありました。
しかし、EVT社カメラと専用のNICカードをご利用頂くことで、
CPU負荷を大幅に抑えて画像処理の安定化を図ることができます。
左図では、9Gbpsのデータ転送時に、Intel Pro1000と比べて、
EVT社アクセサリ構成ではCPU負荷が1%以下に抑えられることを表しています。
(※上図補足)
・Intel Pro1000 : 9Gbit/秒の負荷データは、CPUがデュアルコアの場合に450Mbit/秒でのCPU負荷が5%程度になることから換算
・Myricom MVA : CPUがデュアルコアの場合には、9Gbit/秒でのCPU負荷は1%程度となります。低ジッター・低レイテンシーの実現
EVT社が提供する専用NICカードとソフトウェアにより、
理論値に限りなく近いジッター値やレイテンシーを実現できます。
シングルケーブルの通信規格では転送のバラツキなどが発生しづらく、
安定性が求められる用途には適した仕様です。
左図では、EVT社カメラを10Gbpsでの転送レートで運用した際に、
プロセス時間の振れ幅が抑えられていることを表しています。
(※上図補足)
テスト構成 – 10GigEカメラ:2044×1088、NIC カード:Myricom
テスト内容 – Windows とLinux で、3000 回2 フレームのみを取得した結果計算式 1- 解像度 x 撮像枚数× 8bit / 10Gbps = 3558us
計算式 2- 3558us + Ethernet フレーム変換 = 3595us(ジャンボパケット適用時: 9000Byte/Packet) - 技術資料
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動画
優れたCPU負荷について
光ファイバケーブルの柔軟性
撮像同期について