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印刷物

 

印刷画像の検査 (文字検査・OCR)

印刷物の品質検査は食品や医療業界で多く用いられています。

カメラを用いた画像認識技術を取り入れることによって、
高い精度で判別処理を自動化させることができ、
人的コスト削減や判定精度向上に寄与します。

 

要求されるカメラの仕様

  • 解像力:50MP / 8k以上の画素数を持つカメラであること
  • 割り当てピクセル:目的検出サイズに対し十分な量であること
  • 濃淡差:10bit以上の出力フォーマットが選択できること
  • 該当製品
    モデル名 選定ポイント
    shr411CX CoaXPress規格採用 / Sony製 151Mpix 対応カメラ / ノイズに強いハウジング
    shr661CX12 CoaXPress (CXP-12) / 優れた耐熱性で低ノイズ / グローバルシャッター
    allPIXA evo 15k CXP 15k pixelsの高解像度 / Tri-linear CMOSで高い色再現度 / 高速撮像にも対応
    262G41-CX CoaXPress (CXP-6 x 2ch) 採用 / MIL規格適合製品 / コンパクト筐体
  • サンプル画像

    撮像ニーズに応える高解像度カメラ

    【超高解像カメラでの撮像】
    100メガピクセルを超える解像度のカメラを採用することで、
    従来の産業用カメラでは捉え切れない、細やかな印字ミス・微細な検出サイズを確認できます。

      【超高解像度カメラ】
      - 超高解像度カメラ : SVS-VISTEK製 shr411XGEを使用
      - 解像度:1億5100万画素
      - 撮像対象:お金


    【拡大前 / 全体画像】

    お札などの細かい印刷物は、人の目で検査をすることが比較的難しい。

    低解像度カメラにおいては、割り当てピクセル数を確保するために、
    視野幅の制限が発生する。
    また、複数台使用して撮像幅を確保する場合、画像つなぎ合わせ等の、
    処理部分を考慮する必要があるため、タクトタイム低下の懸念が残る。


    【拡大後 / 高解像 ポイント】

    ◇ 切り取り箇所
    右図は「1」の数字を拡大した画像である。
    うっすらと文字が入っているのが捉えられる。

    画像認識においては、事前に正解の文字パターンを入力し、
    検出された情報と照合することで、処理をすることが多い。
    そのため、高い分解能を持つカメラを使用することの有効性は高い。