透過電子顕微鏡(TEM)用冷却CMOSカメラ |
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● 2048×2048 pixel(CMOS) ● ファイバーカップリング ● 画素サイズ:15.6×15.6μm2 ● 大面積(31.9×31.9mm2) ● フレームレート:4.5fps(2k×2k,RS)、8.5fps(2k×1k,RS)
< カタログ/技術資料 > |
「TemCam-F216」は TVIPS が提供する、最も小さなCMOS カメラです。2k×2k(400万画素)のセンサで構成され、コストパフォーマンスに優れています。
「F216」は、ハイエンドな「F816」や「F416」と同じアーキテクチャを採用しており、感度やダイナミックレンジなど、センサ性能はハイエンドカメラと全く同じです。その為、単一電子イベントをクリアに観察できるだけでなく、幅広いダイナミックレンジを有しています。 TVIPS社が提供する他のカメラと同様に、「F216カメラ」は光ファイバによるシンチレータとのカップリングを採用している為、安定性に優れています。アプリケーションに応じて、シンチレータをカスタマイズすることが可能で、目的に応じた分解能や感度への最適化行った後にお届けします。 |
< 仕様 >
TemCam-F216 | |
センサータイプ | CMOS |
画素数 | 2048×2048 |
画素サイズ | 15.6×15.6μm2 |
フィルファクター | 72% |
素子サイズ | 31.9×31.9mm2 |
読出レート | 2×10 megapixel/sec |
フレームレート |
- 1.8 fps, full resolution, 1× binning - 3.0 fps, subarea 1k × 1k, 1× binning - 4.5 fps, full area, 2k × 2k, RS - 8.5 fps, subarea, 1k × 1k, RS - 8.5 fps, subarea, 2k × 1k, RS |
ポスト倍率 | ~1.1× |
Electron-optical coupling | 1:1 光ファイバー |
シンチレータータイプ | polycrystalline phosphor |
センサー冷却 | thermoelectric |
ビニング | 1×, 2×, 4× |
フルウェル容量(CCD電子) | 170000 |
ダイナミックレンジ(最大/ノイズ) | 10.000 : 1 |
ノンリニアリティ (フラットフィールド補正後) |
< 1% |
1電子に対するS/N比 |
~14:1 (120 kV) ~12:1 (200 kV) |
分解能(@200 kV) |
~15%(NTF@Nyquist) ~30%(NTF@Nyquist/2) |
アンチブルーミング | blooming not present |
取付け位置 | on-axis |
システム要件 |
Windows XP and 7 Intel DualCore CPU Optical Gigabit Ethernet PCI Express ×4 slot |
ソフトウェア |
EM-MENU, Tomography, Single Particle Collection, EM-SPECTRO, recording to hard disk |
対応加速電圧 | 20-300kV |
TVIPSカメラシステムは、JEOL、Thermo Fisher Scientific/FEI/Philips、HITACHI、ZEISSなど様々なTEMに対応しています。 また、SerialEMやLeginonなどサードパーティソフトウェアによるコントロールも可能です。更に、TVIPSが提供するカメラソフトウェアのEM-MENUは、Direct Electronイメージングシステムで利用することができます。
<TVIPS社製品 ページリンク>