CID耐放射線カメラ [カラー/モノクロ]
■特長
【1.耐放射線カメラの特長】
耐放射線カメラの特徴として以下の点が挙げられます。 ◆リモートへッドタイプ ◆中性子線などにも放射線耐性 ※固定パターンノイズが発生しにくい |
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◆リモートヘッドタイプ
耐放射線CIDカメラはカメラヘッドとCCUに分かれ、それらを放射線耐性を持つ専用ケーブルで接続します。
この専用ケーブル1本で電源供給、映像・制御信号伝達を行い、最大で150mまで延長させることが可能です。
ラインナップは[30m / 50m / 100m / 150m]の4種類となっています。※150m以下であればカスタム対応可能。
カメラヘッド内に最小限のセンサー駆動用回路が搭載されており、カメラ制御などの複雑な部分は
すべてCCUに搭載されています。 この構造にすることで、以下のメリットがあります。
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<メリット>
〇放射線耐性の向上
⇒放射線被ばく部の構成を最小限にする事で、故障の危険性が低減できる。
〇被ばく部分をカメラヘッドと専用ケーブルのみに抑えられる
⇒高線量により故障した場合、カメラヘッドの交換のみで対応可能。
※専用ケーブルはカメラヘッドよりも放射線耐性が高い(約100,000Gy)。
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放射線管理区域とモニタールームへの設置例 |
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◆中性子線などにも放射線耐性
CCDカメラなどに重粒子線が直接照射されると、一定の確率でピクセル単位の白点ノイズが発生します。
これは半永久的に残ってしまう固定パターンノイズで、計測や監視カメラの精度に大きな影響を与えます。
⇒CIDカメラでもこのノイズが生しますが、
通常のカメラよりも目立たず、発生確率も大きく低減されます。 |
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ホワイトスポットノイズの例 [CCDカメラ]
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・Thermo Fisher Scientific社 CID耐放射線カメラ カタログ |
・gamma 1 x 105 rads
・PTZ[Pan/Tilt/Zoom]搭載
・5xズームレンズ(16mm-80mm)
・オートフォーカス
・PTZ[Pan/Tilt/Zoom]搭載
・5xズームレンズ(16mm-80mm)
・オートフォーカス
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