クライオSEMシステム[FE-SEM/FIB/SEM]
■クライオSEMが必要なわけ・・・ |
走査型電子顕微鏡(SEM)で、含水試料や電子ビームに弱い試料を観察するためにクライオSEMは最適な手段です。臨界点乾燥法と比較し、より自然に近い状態で試料を観察することができます。 |
■化学固定のデメリット |
・収縮、歪み、変形、溶液の溶出 ・機械的損傷 -脆い試料は従来の手法で前処理をすると簡単に壊れてしまう ・生体試料処理には毒性の試薬が固定液や緩衝液として使用される ・長い処理時間 |
■クライオSEM(物理固定)の利点 |
・含水試料や電子ビームに弱い試料の観察、加工 ・氷晶形成による試料の損傷を抑えられる(急速凍結) ・経時変化観察に理想的(繰り返し凍結) ・高分解能(低真空SEMと比較) ・低温割断による情報の増加 ・迅速な試料前処理(通常5~10分) |
●真空や不活性ガス雰囲気下で試料をトランスファー
●市販のSEMやFIB、グラオーブボックス、ビームライン装置などさまざまな装置にレトロフィット
●PP3006へのアップグレードが可
●市販のSEMやFIB、グラオーブボックス、ビームライン装置などさまざまな装置にレトロフィット
●PP3006へのアップグレードが可
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