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EM-KLEEN / SEMI-KLEEN [リモートプラズマクリーナー]

EM-KLEEN / SEMI-KLEEN

 

  リモートプラズマクリーナー『EM-KLEEN』『SEMI-KLEEN 』は、分離されたプラズマソースとコントローラで構成され、ソースはFE-SEMやXPS, EPMAなどの試料チャンバーもしくは試料交換室などに接続されます。接続された試料チャンバーやチャンバー内の試料をプラズマクリーニングすることで、高真空装置におけるカーボン系コンタミネーションを予防・除去します。
 
  プラズマソース内で生成された活性酸素ラジカルが、真空装置付随のターボ分子ポンプで試料室内に引かれて拡散します(ダウンストリーム)。残留したハイドロカーボンガス分子とラジカルが化学的に反応(低温灰化=アッシング)し、反応による副生成物は真空ポンプで試料室外に排出されることで、試料室内をクリーニングします。

 


  ・PIE Scientific社 プラズマクリーナー カタログ

 

ターボ分子ポンプ領域で運転可
腐食性ガス使用可
低粒子汚染(低PWP)

 

アプリケーション例 ▶

 

 

ターボ分子ポンプ領域で運転可

プラズマソースを設置した試料室の真空度が、0.1mTorr~2Torrレンジでプラズマ点火が可能です。
試料室を大気開放する必要が無く、高真空状態から即プラズマクリーニングが可能で、ターボポンプの回転数を下げることなくプロセスを実行します。
ターボポンプを止めないため、クリーニング後わずか数分で既定の真空度に回復します。

※設置する装置や設置箇所(試料室/交換室)、使用目的によって条件は大きく異なります。詳細は別途お問合わせ下さい。

 

秀逸なユーザーI/Fデザイン

 

 

超Highスピードクリーニング

使用済みのアパーチャープレートのように、クリーニング対処物がひどく汚染されている場合、プラズマソースとアダプタの間の「ブースターチューブ」内でクリーニングすることで、超高速クリーニングが可能です。

 

SafeモードとExpertモード

高電圧がかかる検出器を備えたFE-SEMのような分析装置で、ユーザーが装置自体に不慣れな場合、より安全にクリーニングを実施するためのモードが「Safeモード」です。
安全に高電圧をoffする手順を知っているユーザーは、融通性のある「Expertモード」がお勧めです。

 

選べるコントローラ

19"ラックモデル(オプション) ポータブル卓上モデル

 

マスフロー制御ガス混合器(オプション)

Airを導入して行うプラズマクリーニングは、活性酸素による酸化反応によります。
酸化が許容できない場合は、水素プラズマ(原子状水素)による還元反応によりメタン系炭化水素(CHx)に反応させてクリーニングする方法があります。
複数のプロセスガスを混合して実験する場合には、最大3系統のマスフローガス入力ポートと、1系統のVent/Bypassポート、1口の出力ポートを備えたガス混合器が便利です。
 

■ タッチスクリーンI/F
■ 3系統のマスフローコントローラ
■ タイマー機能

※ 酸素ガス、水素ガスを使用する場合は、プラズマ耐性の真空ポンプを使用して下さい。
※ 酸素ガス, 水素ガス等の使用は、ガスの安全マニュアルに沿ってご使用下さい。

 

 

製品ラインナップ

 

EM-KLEEN
リモートタイプのベーシックモデル。一般的な高真空チャンバー向け。
SEMI-KLEEN quartz
半導体インライン装置向け。ガス導入ラインにnmサイズのパーティクルを除去する超微細フィルターを搭載。
※また、自動インピーダンスマッチング機能も有り。SEMI-KLEEN Sapphireのように、特定用途向けにカスタマイズも可能です。例えば、SEMI-KLEENプラズマクリーナーは、ALDシステムでエッチング/デポジション用途として使用されています。
SEMI-KLEEN sapphire
反応性ガス・腐食性ガスに適応するため、プラズマチューブにサファイアを使用。
(H2, NH3, NF3, CF4 etc)

 

 

製品仕様

 

製品
EM-KLEEN SEMI-KLEEN quartz SEMI-KLEEN sapphire
用途
SEM, TEM, XPS, SIMS, AES
SEM, TEM, XPS, SIMS, AES, CD-SEM, EB-Litho
ALD, EUV-Litho for NF3, CF4, NH3, H2, HF, H2S プラズマ
チャンバー
石英ガラスチューブ
サファイアチューブ
プラズマ方式
ICP(Inductively Coupled Plasma)[誘導結合型]
RF出力*1(@13.56MHz)
0~75 W
0~75 W(オプション:0~150 W)
動作真空度(ソース内)
7 mTorr ~ 1 Torr
真空チャンバー真空度
(ダウンストリーム側)*2
0.1 mTorr ~ 1 Torr
真空計
マイクロピラニゲージ内蔵、大気 ~ 1 e- 4 Torr
インピーダンス整合
固定
固定 or オート
腐食性ガス
不可
ソースマウント形状
 NW / KF40(オプション:CF 2.75”[CF70])
PC制御
RS232 / RS485,Windows.Net Framework 4.0以上
コントローラ
可搬型、4 inch タッチパネル、シリアル通信ポート(D-sub9)
ソース ~ コントローラ間ケーブル 4.5 m
プラズマソースサイズ
φ86×168 mm
1 kg
140×105×190 mm
2.2 kg
250×380×130 mm
2 kg
標準コントローラサイズ
W 305×D 340×H 200 mm,7 kg
150W コントローラサイズ
W 220×D 380×H 130 mm,8 kg
電源
AC 90~250 V, 50/60 Hz,400 W以下

 

*1 RF出力:日本国内では、初期設定でRF出力を49Wまでに制限しています。
 “高周波利用設備申請書”の届出により、制限を解除し、75W(オプション:150W)まで使用可能となります。

*2 真空装置の仕様(特にチャンバーサイズやポンプスピード)やソースの設置個所、使用目的や使用方法により大きく異なります。

 

 

PIE Scientific 社 <プラズマ処理によるコンタミネーション除去/表面処理>


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  ▶ プラズマクリーナー <アプリケーション例>

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弊社では、各製品のカタログや資料をご用意しております。
デモ機在庫の有る製品も御座いますので、不明な点や価格的なご質問と共にお問い合わせよりご連絡下さい。
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